イギリス留学NAVI

いきなり表紙裏の著者の顔が非常に涼しい（笑）。それはよいとして、内容は試行錯誤の連続である。実話をもとにした物語形式になっている。試行錯誤で単純にかっこいいというものではないが、勢いのようなものが感じられてよい。導入部分のモントリオールでの話しよりも、日本での試行錯誤の方がリアルで面白い。著者の勤めていたセブン・イレブン・ジャパンに愛着を感じるようになりました＾＾；

本書の内容は、ある青年がカナダに行き、タイヤキを売った。
体験記である。
書いてしまえば、それだけの話である本書が、とてつもなく面白い！。読後の、高揚感！心地良いグルーヴ。何が面白いか言葉では伝えきれない本書。映画や音楽のように感性を刺激する。気になったら、まず、買ってしまいましょう。
人生の岐路に立っている、頑張ってきた、現状も巧く行っている、しかし、何故か漠然とした不安を感じている２０代にお勧めしたい。読後、あなたは何か行動にしたくてたまらなくなっているはず！。
Ｌｉｆｅ　ｉｓ　ａ　ｓｈｏｗ　ｔｉｍｅ
諦めるのは、まだ早い。さあ、あなたも左足を強く蹴りだそう！。

最近、ITだのデジタルなど変な世の中になってきたけど、やっぱり心に響くのは、こういうシンプルで純粋な気持ちなんだな〜て、思いました。何だか、気持ちよく楽しく汗かいて働くって、今の世の中には少ないですよね。著者の味わったような快感が、正直言って、羨ましくて仕方がなかった・・。この本は、お店を持ちたい人や、海外で何かしたい人、新しい世界に踏み出そうとしてる人、きっと参考になると思います。

わたしは現在大学生。まだ進路は決めてません。どういう方にすすめばいいのか悩む毎日。そんな時に運命的にこの本に出合いました。軽いタッチで書かれているこの本は、あっというまによめちゃいました。進路で悩む私みたいな若者には、なにかこの本から人生を楽しむヒントみたいなものを教えてもらえる気がします。与えられることになれすぎて、何かをしたいけど、何をして良いのか分からないといわれている私たち団塊ジュニア。でも実はみんな何かのために一生懸命になりたいんですよね。コネなし金なし語学力なしで海外でタイヤキやさんをゼロからつくっちゃう作者はまさにそんな私たちの良いお手本。海外に行きたい人や独立したい人にもきっとこの本は良いでしょうね。

別に海外でタイヤキ屋なんてやりたいとは思わないけど、この本を読むとうらやましくなる。自分にだけわかる楽しさやドキドキを著者がわかりきっているから。何が自分にとって楽しいことなのか、自分だけにしかわからない価値を探す為に旅に出てみるのもいいかもしれないと、思わせてくれる。
スピード感のある文体で一気に読み終わった。「このままでいいのか？」と悩む人々に是非読んで貰いたい。学生はもちろん、仕事というものが分かりかけた若いサラリーマンやＯＬに薦めたい。毎日文句言ってばかりいないで、目先を変えてみたい人にぴったり。何かヒントがつかめるかも。